「米国帰りの41歳女性」が婚活で苦労する理由

仕事に対しては強気でガンガンいけるのに…

「私、長いこと日本人とは付き合っていないんですよ。日本の男性とはどうもうまくいかない。たとえば、『数年前まで海外に住んでいて、英語を使う仕事をしている』と言うと、『へぇ、英語がペラペラなんだ。すごいね』って、どこか腰を引いてしまう人が多い。あと、日本の男性は婚活において、できるだけ若い子と結婚したがりますよね。外国人の男性は、年齢ではなくもっと女性の本質を見てくれる。日本人が絶対的にダメというわけではないけれど、恋愛するのはいつも外国人になってしまうんです」

そうして、アプリで外国人と知り合うものの、恋愛が始まると不安に押しつぶされ、自爆してしまうのだという。

「少し前に、すごく好きだった人にフラれたんですね。私が好きになりすぎて、相手は私が重たくなったみたいで。その失恋からやっと立ち直ったときに、またいいなと思う人が現れたんです。ただ前みたいな思いをするのがいやだったから、『つきあうなら真剣に、長く時間をかけたい』とメールしたら、相手から、『あ、それなら、この関係はナシだね』と、簡単に連絡を絶たれてしまった。なんだか恋愛での失敗が続くと、出会うのも怖くなるし、自分がすごく疲れていくのを感じてしまって」

好きになった男性にフラれて傷つく気持ちはわかる。失恋は苦しい。だが、出会う場所を間違ってはいないだろうか。

無料アプリで気軽につながれる相手は、気軽な付き合いを求めているはずだ。その男性に本気の気持ちをぶつけようとすれば、相手は女性のことが重たくなるだろう。気軽に遊べないことがわかったら、そこで関係を絶つだろう。

数千円の登録料を払う有料アプリでさえも、既婚者が独身を装っていたり、男女の遊びが目的で登録していたりする人がいるのだ。

もちろん、アプリの出会いから縁がつながり、結婚に至ったり、ビジネスが広がったりすることもある。しかし、リアルな出会いよりも気軽なぶん、人とかかわる責任感が欠如している人が多く登録していることは否めないのではないだろうか。

女友達からも、キツいことを言われ、人格を否定され

「さらに傷ついてしまった出来事が続いたんです。信頼していた友達からものすごくキツいことを言われて」

婚活がうまくいかない悩みをいつも包み隠さずに話し、相談にのってもらっていた女友達がいた。フラれて傷ついていたときに、彼女と1泊2日の旅行に出かけた。

「いつもは、うんうんっと、愚痴も悩みも聞いていてくれていたんですけど、旅行だったから一緒にいた時間が長すぎたのかな。夜、旅館の部屋で、失恋した話をしてメソメソしていたら、『あなたは、自分がかわいそうだとあわれんで、マスターベーションをしているだけなんじゃないの?』って言われたんです。その言葉がグサッと胸に突き刺さりました」

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