サプリより医薬品
自己判断で効能効果のわからないサプリに頼るよりも、食生活の見直しが大切。とはいえ、ポテチやチョコ好き、お手軽なファストフードも手放せないことはあるだろう。ビタミン類やミネラルを補うために野菜ジュースを飲んでも、やっぱり元気は出ない。そんなときはどうすればよいのか?
「効能効果を期待するならば、臨床試験を経て厚労省から承認を受けた『一般用医薬品』を活用するのが一考です。ビタミン類などが入った一般用医薬品について、ドラッグストアの薬剤師さんに相談してみてください」(西﨑副院長)。
単なる食品分類のサプリの中には、期待されている成分がきちんと入っていないものや、逆に、人体に悪影響を及ぼす成分が混じっていることもある。健康に役立つと思って飲んでいても、まったく好影響を及ぼさないどころか、肝障害や腎障害などで命の危機に直面した人が実際にいるので注意が必要。サプリ選びは、信頼できる会社の製品を選ぶことが大切。厚労省がお墨付きを出している効能効果を期待するならば、医薬品や特定保健用食品を選択するなど、使い分けが肝心となる。
「栄養素を補うためのサプリの活用は、決して悪いことではありません。ただし、頼りすぎないようにしていただきたい。頼りすぎることによる人体への悪影響も少なからずあるのです」と西﨑副院長は警鐘を鳴らす。
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