なぜ人々は、3Dプリンタに魅せられるのか 何でも自分で作ってみよう、ではない?

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買ったのは、世界の最も先頭を行くギークたちだ。モノ作りが好きで、恐れを知らないそんな彼らが最初に手をつけたが、3Dプリンタはその後、予想以上の速さで一般の人々も注目するツールとなっていったのである。

NYに大工場を構えるまでに

メイカーボットはこれまで2万2000台以上の3Dプリンタを売り上げた。現在、同社は250人以上の従業員を抱え、ニューヨークのブルックリンに新しい大きな工場を構えている。ひょっとして同社こそ、アメリカに製造業を回復させる先駆けになるかもしれない。

NYの工場では250人以上を雇用(写真:同社HPより)

同社は今年、産業用の3Dプリンタのメーカーであるストラタシスに4億ドル以上で買収された。メイカーボットの成長を見込んでのことだ。買収後も、独自のラインで製品を開発していくという。

「クリエーティブな表現活動のためのインフラとなりたい」とペティスは言う。そして、クリエーティビティにおける試行錯誤の大切さを語る。

「うまくいくかどうかは別にして、トライしてみるというカオスに向かう力が世界にはあるんだ。変なアイデアかもしれない? そんなこと気にせずにやってみようよ」

瀧口 範子 ジャーナリスト

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たきぐち のりこ / Noriko Takiguchi

フリーランスの編集者・ジャーナリスト。シリコンバレー在住。テクノロジー、ビジネス、政治、文化、社会一般に関する記事を新聞、雑誌に幅広く寄稿する。著書に『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか? 世界一IQが高い町の「壁なし」思考習慣』『行動主義:レム・コールハース ドキュメント』『にほんの建築家:伊東豊雄・観察記』、訳書に『ソフトウェアの達人たち:認知科学からのアプローチ』(テリー・ウィノグラード編著)、『独裁体制から民主主義へ:権力に対抗するための教科書』(ジーン・シャープ著)などがある。

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