今日からできる「電子マネー」で得する方法

ポイントの「3重取り」で月5000円節約も可能

生活圏内の利用シーンをチェックし、2つの電子マネーを設定しておくと、「ポイント取り漏らし」は大きく減らすことができます。たとえば、電車に乗るしイオンをよく利用するなら、SuicaとWAONを所有する、イオンよりセブン‐イレブンやイトーヨーカドー、デニーズの利用率が高いなら、WAONではなくnanacoにする、といった具合です。

「子どもに電子マネーは無理」と考える必要もありません。交通系ICカードにお小遣いをチャージしておけば、「塾の行き帰りの交通費」「コンビニやマクドナルド等での軽食費用」などはすべて支払えます。チャージのたびに明細書をプリント、提出させることで使途確認も簡単です。

時々、iPhoneXなのに手帳タイプのケースにしていて、Suicaを挟んでいる人を見掛けますが、それならいっそのことスマホに電子マネーも一体化させてしまうことをお勧めします。

ポイント「多重取り」にも電子マネーが有効

家計における電子マネーの魅力は、さらに広がります。「利用者限定の付加サービス」があったり、「ポイント3重取り」「ポイント4重取り」を行う軸になるところです。

付加サービスは、お店のキャンペーンの対象が、電子マネー利用者に限られるようなものです。

nanacoであれば、イトーヨーカドーの利用で8のつく日はハッピーデーとして5%オフになります。また、セブン‐イレブンやイトーヨーカドーで特定商品を購入するとポイントを付与するようなキャンペーンもしばしば開催されています。特定のショップで利用するとポイント付与率がアップするようなキャンペーンもチェックしておきたいところです(たとえばビックカメラでnanacoを利用するとポイント還元率が2倍にアップするキャンペーンなど。同キャンペーンは1月8日に終了している)。

WAONの場合だと、イオン等で5のつく日はポイントが2倍、毎月10日はポイントが5倍になります。対象商品にポイントが付与されるキャンペーンはnanacoと同様に随時行われています。たとえばペットボトル1本に10ポイントつくような感じですが、お買い得商品がさらに安く購入できるチャンスです。

ポイント多重取りも、電子マネーの活用がカギとなります。たとえば、「クレジットカードからのチャージでポイント獲得」→「電子マネー利用でポイント獲得」→「お店のポイントカード等でポイント獲得」→「駅ビル等のポイントカードがあればさらにポイント獲得」のように複数のポイント獲得チャンスを目指すものですが、クレジットカードと電子マネーを連携させることが前提となります。

たとえば、(VIEWカードからモバイルSuicaにチャージで1.5%相当)+(書店のポイントカードで1%相当)+(駅ビルのポイントカードで1%相当)という支払いをすれば、ポイントの3重取りということになります。定価は原則として変わらない書籍を購入して3.5%の相当の値引きになると考えるとこれはおいしい話です。

2~3%の割引をこまめに獲得できると、毎月の家計においては大きな節約になります。家族全体で月16万円程度の日常支出があって、3%がポイント化されるとすれば月4800円相当にもなるインパクトです。

家族でファミレスで食事ができると思えば、やりがいも出てくるでしょう(もちろん、その決済も電子マネーやポイントを貯めておきたい)。

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