2016年2月にマイナス金利政策が導入された影響で、銀行の円普通預金金利や円定期預金金利が大幅に低下していることは皆さんもご存じの通りだ。都市銀行では普通預金金利が年利0.001%、1年ものの定期預金金利が年利0.01%となっている。
仮に、1年間50万円を普通預金口座に預けたとしよう。1年後の利息は5円となる。通常、利息には所得税及び復興特別所得税として15.315%、住民税として5%の合計20.315%の税金がかかるが、5円の場合は税金すらかからないほどの少額となる。1年ものの定期預金の場合でも、税引き前の利息は50円、税引き後は41円の受取だ。普通預金の利息の8倍と言っても、雀の涙ほどの利息だろう。
給与振込口座に指定するだけで「ポイント」が貯まる
そんな中、銀行の中には“特定の取引”をするだけで利息ならぬ「ポイント」が貯まるサービスを提供するところが増えてきた。まずは、銀行ごとの施策を見ていこう。
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