燃焼する体を作る「たんぱく質20g」の目分量 太りやすい人、痩せたい人に教えたい
たんぱく質が足りないと脂肪を燃焼しにくい体に
カロリー制限、糖質オフダイエットなど、食事制限系のダイエットをやめた途端に元の体重以上にリバウンド。これは、たんぱく質不足が原因のひとつ。
「食事制限を始めると、太りそうなイメージのお肉や乳製品を避けて、たんぱく質が不足することがあります。たんぱく質は、代謝を上げる筋肉はもちろん、すべての細胞の材料になるもの。また、たんぱく質を含む肉や魚には、代謝をサポートするビタミンB1やB2が含まれています。つまりたんぱく質をとらないと、燃焼しにくい体をつくることに。目安は1食につき20g。たんぱく質は腹持ちがいいので、食べれば満足度が上がり、間食も減らせます」(管理栄養士の安中千絵さん)
Q.どうしてたんぱく質が必要なの?
A.筋肉や細胞のもとたんぱく質がないと脂肪は燃えない
たんぱく質は、細胞、血管、筋肉など、体を構成するもとになるもの。たんぱく質が不足すると血流も悪くなり、筋肉の材料がなくなるので、代謝が落ちて、脂肪が燃えにくくなる。運動をしなくても必要不可欠な栄養素なのだ。
Q.どれくらいとればいいの?
A.体重1kgにつき1g程度。1食20gを目標にとる
たんぱく質は体重1kgにつき1g程度が目安。ただし、肉を70gとったからといって70gのたんぱく質が含まれているわけではない。それぞれの食品のたんぱく質量をチェックして、1食につき数種の食材から20gとるのを目標に。