バツイチ男性が婚活で怒りをぶちまける理由 「未婚のアラフォー女性は常識が通じない」

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そこで、またそれをひとしきり聞き、区切りのいいところで、「ところで海外旅行は好きなの?」と聞くと、「海外にはあんまり行かないです」と答え、再び愚痴話に戻るのだという。

ただそのときの則雄は、愚痴をこぼす彼女を好意的に受け止めていた。愚痴をこぼすのは、自分に心を開いてくれているからだ、と。そしてなにより色白で、年齢よりもぐっと若く見える美人の麻巳子の見た目に惹かれていた。

それなのに突然のお断り。

「こんな結果になるんだったら、彼女の会社の愚痴なんか、我慢して聞かなけりゃよかった」

とはいえ、ここはまだ初めての失敗だったので、「次に行きましょう! 次!!」という私の言葉に、「そうですよね、終わってしまったものはしかたがない」と気を取りなおして、前向きに婚活をリスタートさせた。

突然の態度豹変、交際終了

2番目の交際相手、本田麻里(39歳、仮名)は、お見合い後に交際に入り、毎日のようにメールのやり取りをしていた。初めて都内のレストランで食事デートをしたときも、話は盛り上がり、則雄はいい感触だと思っていた。

「別れ際に、『またぜひお会いしたいです』と言ったら、『はい、こちらこそ。会社の予定を見て、ご連絡を入れますね』と言われたんです」

それからも毎日メールをやり取りしていた。ところが、その3日後の水曜日を境にメールの反応が急に鈍くなった。

「レスが、2日おいて金曜に来ました。『仕事が忙しくなってしまったので、今週末はお会いできなくなりました』という内容でした。態度も急によそよそしくなって」

そして、週明けに交際終了が来た。

「本田さんには、本命がほかにいたんだと思うんですよ。僕はキープだった。おそらく本命とうまくいったので、僕とは交際終了にしたのでしょう」

お見合いの場合、“交際”と“真剣交際”の区分がある。お見合いをして、もう一度会ってみたいと思うと“交際希望”を出し、“交際”に入るのだが、その期間は相手との相性や人間性を知る、いわばお試し期間なので、ほかにお見合いをしてもいいし何人と交際をしてもいい。その中で、本命が出てきたら、その相手と“真剣交際”に入る。真剣交際に入ると、それまで交際していたほかの人たちはいったん交際終了にして、本命の相手と結婚に向けて真剣に向き合うようになる。

則雄が言うとおり、本田麻里には本命がいたのだろう。本命とうまくいったから、則雄は切られた。

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