サムスン電子、2017年の営業利益5.3兆円

メモリー需要強く過去最高の利益を計上

 1月31日、韓国のサムスン電子が発表した2017年第4・四半期の営業利益は、前年同期比64.3%増の15兆1500億ウォン(141億2000万ドル)となった。メモリーチップの強い需要が主な背景。写真は同社のロゴ。昨年8月にソウルの同社本社ビルで撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 31日 ロイター] - 韓国のサムスン電子<005930.KS>が発表した2017年第4・四半期の営業利益は、前年同期比64.3%増の15兆1500億ウォン(141億2000万ドル)となった。メモリーチップの強い需要が主な背景。

同社が発表していた見通し(15兆1000億ウォン)とほぼ一致した。売上高は23.7%増の66兆ウォンで、こちらも見通しと一致した。

これを受け、17年通期の営業利益は53兆7000億ウォンの過去最高を記録。メモリーチップ需要は今年も力強いとの見通しを示したほか、1株を50株に分割すると発表した。この発表を受け、株価は一時8%超上昇した。

サムスンは声明で「中長期的には、コンポーネント事業が新たな製品利用によって需要が拡大するとみている」と述べた。

モバイル事業の第4・四半期利益は2兆4000億ウォンで、前年同期の2兆5000億ウォンから減少した。

調査会社カウンターポイントによると、今年のモバイル事業は前年比1─2%の出荷増が見込まれるが、欧州やアジア市場などで中国メーカーと競合しており、サムスン製スマートフォンの見通しは不透明だという。

ディスプレー事業の第4・四半期利益は1兆4000億ウォンで、前年の1兆3000億ウォンから増加。アナリストによると、今年はアップルの「iPhone(アイフォーン)」や自社製品に搭載された有機ELスクリーンの販売がディスプレー事業の利益拡大に寄与する見込み。

また先に発表した株主還元策の一環として、1株当たり2万1500ウォンの年度末配当も発表した。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「日本の外交」超入門
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 森口将之の自動車デザイン考
  • 若手社員のための「社会人入門」
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
背水のフジテレビ<br>500日の苦闘

日枝会長が退き宮内新体制が発足してから1年半。増益に転じたが視聴率は低迷を続ける。長寿番組の打ち切りが象徴する大胆な編成改革に加え、組織もコストも抜本的に見直した。背水の陣を敷く同社の人間ドラマを追う。