史上最大級「巨大ロケット」がついに宇宙へ スペースXが開発、その名もファルコンヘビー

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

電子工学や技術の発展で、衛星の小型化が進んでおり、関連のスタートアップの間でもより小型のロケットが主流となっている(ジェフ・ベゾスのブルーオリジン社は例外だ)。

ベクターは今年、150万ドル(約1億7000万円)を投じ、約63キロのペイロードを打ち上げる予定だ。その他にも、試験打ち上げに初めて成功し、衛星を軌道投入させたばかりのロケットラボや、リチャード・ブランソンのバージンオービットも小型化を進めている。

さらなる大きなロケットの開発計画も

「小型化に向かうのには、財政的、技術的に正当な理由がある」とカントレルは言う。

ファルコンヘビーの商業的な展望が不確実であろうと、マスクにとっては宇宙に人類を移住させるという自身の長年の夢が原動力となるだろう。彼はすでに、火星に人類を送るための、さらに大きなロケットの開発計画も明らかにしている。

年内に30以上の打ち上げを目指すスペースXにとって、今年は多忙な年となるだろう。

同社はまた、NASAの宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶカプセル型宇宙船「クルードラゴン」の飛行試験も計画している。ただ、実際の打ち上げは2019年にずれ込む可能性がある。

ファルコンヘビーの初の打ち上げについてマスクは、世間の期待に釘を刺している。7月に彼は、「ロケットが軌道投入に失敗する可能性は十分ある」と述べた。「発射台から十分な距離を飛行し、発射台にダメージを与えないことを願う。それができただけでも成功とみなすだろう」

(執筆:Kenneth Chang記者、翻訳:中丸碧)

(C) The New York Times News Services 

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事