就活生必見!「年末年始にすべき」4つのこと 夏は「受験の天王山」、冬は「就活の天王山」
まずすべきなのは、これまでの就活を冷静に振り返り、今後の計画を策定することです。
これまでを振り返り、今後の計画を立てよう
■やるべきこと1:半年間の就活の総括を行う
私が日々接している学生の中には、これまでの半年間ですでに7~8社のインターンシップに参加した人も多くいます。ただ、選考に落ちたために数社のインターンシップにしか参加できなかったり、さまざまな理由からインターンシップにはまったく参加しなかったという学生もいます。
いずれにしても、今年の就活は、すでにスタートして半年が経過しました。そのため、年末年始には、これまでの自分の就活を振り返り、自分の状況を周りの学生と比較して、冷静に分析することが大切です。
なぜなら、就活は企業の採用予定人数という有限の枠を獲得しあう競争だからです。
そのため、半年間の自分の就活を振り返り、計画(Plan)と行動(Do)のギャップをチェックし、人事から評価された点や評価されなかった点を振り返り(Check)、対策を立案する(Action)ことは極めて重要です。
本来、PDCAは、1つのアクションごとや、1週間、1カ月ごとに回すことが大切ですが、そうした習慣が身についていない学生も多いと思います。せめてこの年末に、半年間の行動をCheckしてください。それを怠ると同じ過ちを繰り返すことになり、自分の成長に繋げられないからです。
■やるべきこと2:今後半年間の計画を立案する
半年間の総括をもとに、これから半年間のPlan(計画)を立案することも大切です。
経団連は、採用選考に関する指針として、広報活動=3月1日以降、選考活動=6月1日以降と定めています。そのため、リクナビ・マイナビなどでいっせいに会社説明会の広報活動が開始されるのは3月1日であり、面談・面接などの選考活動が本格化するのは、おおむね5月連休明けになります。
しかし、インターンシップなどを通じて水面下で企業が広報や選考活動を行っていることも周知の事実です。インターンシップは1~2月にも行われますので、計画は「1~2月」「3~4月」「5~6月」にわけて立案することが求められます。
1人の学生が応募・選考活動に臨める企業数には、物理的に限りがあります。私のこれまでの経験では、もちろん個人の価値観や置かれている状況によって変わるものの、おおむね文系では30社、理系ではその半分程度が望ましいと考えています。
この数をどう割り振るか。インターンシップに参加するのか、リクナビ・マイナビでの広報開始まで待つのか。そういった計画を、この年末年始に立ててみてください。
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