大阪・ミナミが「アジア人」で大混雑する理由 もはや異国! データで読み解く「大阪の今」

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現在、大阪の訪日客のうち約8割をアジア圏の人々で占める。中でも、中国と韓国人の占める割合が56.5%と、東京の42.7%よりも高い(図表②)。

アジアの外国人を中心に大阪の訪日客数は941万人と、東京の1159万人に比べてもそれほどの遜色がない。この数が集中して押し寄せているため、ミナミは連日ごった返しているのだ。

「キタ」より「ミナミ」が人気

三菱総合研究所の調査によると、訪日客の人気はキタ(梅田・大阪駅周辺)や関西のほかの観光名所よりもミナミ(心斎橋、難波)のほうが高い(図表③)。

ミナミは買い物や食事をする店が狭いエリアに集まっており、訪日客は効率良く観光を楽しむことができる。その反面、キタはミナミほど集まっておらず、施設間の移動も地下街を使うことが多いので、訪日客が迷ってしまうケースもあるようだ。

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