
こうした複数の要因から、多くの訪日客がリピーターとしてミナミを訪れている。三菱総研による関空から出国した訪日客に対する滞在期間調査では、韓国や香港、タイなどのアジア人は日本での滞在期間のうちのほとんどを大阪で過ごしていることがわかる(図表④)。
最初は団体客として訪日し複数の観光名所を巡った外国人が、最近はミナミで周遊することを目的にLCCを使って個人で再訪している行動が浮かび上がる。
心地よい大阪流のサービス
訪日客の急増を好機ととらえ、企業は需要の取り込みに力を注ぐ。代表的なのは百貨店だ。大阪に店を構える百貨店の売上高は今年1月から10月まで10カ月連続で前年同月を上回った。浮き沈みを繰り返す東京の百貨店とは対照的である(図表⑤)。
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