山形工場にはPPLを紹介する展示コーナーがあり、そこから来訪者がPPLをはじめとするラインでの検査や組み立てなどの生産過程を見られるようになっている。消費者だけではなく販売代理店などにも、カシオの生産体制への信頼を深めてもらうのが狙いだ。こうした取り組みによって、「メード・イン・ジャパンの上を行く、メード・イン・ヤマガタを確立したい」と、山形カシオの福士卓社長は話す。
工場に勤める従業員からは、「PPLができてから昔と雰囲気が変わった」という声が聞かれる。20年前は量産品をたくさん造る単純作業という雰囲気だったが、PPL制度によって資格を持たない人が触発され、より上のランクを目指すモチベーションが生まれているという。マイスターやプラチナクラスになると、針の取り付けなど、組み立ての全工程を担当できる。
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