「起業家的な働き方」をできない人たちの末路 従来型の「雇われ仕事」は消滅してしまう
テクノロジーやグローバル化の急激な進展は、無数の革新を生み出した。結果、「従来型の雇われ仕事の終焉(THE END OF JOBS)」が到来し、「起業家的な働き方」が求められるようになった。この事実を受け入れるかどうかで、今後の生き方は大きく変わる。
まず、どうして「従来型の雇われ仕事」が消えていくのだろうか。
「起業家的な働き方」と「従来型の雇われ仕事」
どこの国でも同じだが、「起業は選ばれた人のもので、勇気がいる」と考える人が大多数。そのせいで、やる気と実力があっても、雇われの身のままでいることを選択している人は多い。
しかし、雇われの身であっても起業家的な働き方をしている人たちが多いのも事実。ピアソン氏は、「起業家的な働き方」について「ビジネスや人、アイデア、プロセスからなるシステムを、結びつけ、創造し、発明することである」と定義する。
一方、「従来型の雇われ仕事(ジョブ)」については「ほかの誰かがつくったシステムの通りに働くことである」と定義している。
この2つの違いは、「付加価値を生み出せる否か」にある。
高付加価値を生み出す人材であれば、企業に勤めていても、起業家のように働いていると言える。
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