最新炊飯器選びは「玄米」に注目すべき理由

50銘柄以上の米を炊き分けられる炊飯器も

玄米を短時間で柔らかく炊けるのが圧力炊飯方式だ。玄米は白米と比べて吸水効率が悪く、表皮が硬くなりやすいが、圧力をかけて炊くことで、玄米の表皮も柔らかくできる。象印マホービンの最上位機種「極め炊き "南部鉄器" NW-AT10」も強力な圧力機能を搭載する炊飯器だ。

象印マホービン「極め炊き "南部鉄器" NW-AT10」実勢価格10万7740円(写真:象印マホービン)

玄米モードでは、1.5気圧もの高気圧をかけることにより、最高112℃の高温で炊ける。この高圧力、高温により、玄米の表皮が柔らかくなり、さらに米自体もモチモチとした食感に炊けるというわけだ。これなら玄米100%でも食べやすい。

さらに炊飯時間をかけることで、栄養素をさらに増やせる「熟成炊き(白米・玄米)」メニューも用意している。炊く前に、内釜内の温度を約40℃にして約1時間キープすることで玄米を活性化。通常の玄米コースと比べると炊飯時間はより長くかかるが、玄米に含まれる栄養素の1つであるGABA(γアミノ酸)を約1.4倍に増やせるという。玄米をよりおいしく、そして栄養をしっかり引き出して食べられるというわけだ。

「精米機」で手軽に玄米を取り入れる

玄米を炊くためだけに、新しい炊飯器に買い換えるのは抵抗があるという場合にオススメなのが、家庭用精米機の購入だ。精米機があると、ご飯を炊くときにその都度、玄米から精米できるため、鮮度がいい白米を楽しめる。

また、精米度合いをその都度、変えられるのも精米器の魅力。玄米に近い見た目ながら、比較的食べやすい3分づきや、胚芽だけを残してほとんど白米と同じくらいに精米する胚芽米など、好みやおかずに合わせて精米できる。

そんな精米機の中でも注目なのが、独自機能として「やわらか玄米」コースを搭載しているタイガーの「RSF-A100」だ。

タイガー魔法瓶「RSF-A100」実勢価格1万9800円(写真:タイガー魔法瓶)

この「やわらか玄米」コースでは玄米の表皮や、ぬかを取り除くのではなく、表皮に無数の細かな傷をつける。傷をつけるだけなので、玄米の持つ栄養素はそのまま。それでいて、炊飯時には、玄米についたその細かな傷からしっかりと吸水できるため、白米コースで柔らかく炊けるというわけだ。

通常、玄米コースの炊飯時間は吸水に時間がかかるため、白米と比べると約1.5倍から4倍と長い。それが、「やわらか玄米」コースで加工した玄米なら大幅な炊飯時間の短縮ができるというわけだ。

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