急に痩せた体をリバウンドさせないコツ3選 その原因を知り、運動量と代謝を上げよう

印刷
A
A

リバウンドを防ぐのには大きく3つのポイントがあります。

(1)リバウンドする原因を知る

ダイエットで成果が出やすい人には共通点があります。それは明確な目標と期限が決まっていることです。たとえば結婚式を控えた花嫁さんが、ダイエットに成功しやすい人の代表です。結婚式の日程(ダイエットの期限)が決まっていることや、ウエディングドレスを着たいという具体的な目標が決まっていることが、成功しやすい理由として挙げられます。

一方で、ダイエット後にリバウンドしやすいのも花嫁さんです。新婚旅行で食べすぎたり、挙式準備のストレスから解放されてハメを外してしまったりなど、「燃え尽き症候群(バーンアウト)」になりがちです。この燃え尽き症候群になってしまうのが、まさに短期ダイエットでリバウンドしやすい人と同じなのです。

燃え尽き症候群になり、ダイエットを突然やめてしまうことが、リバウンドの原因となります。ダイエット中の停滞期と同じで大幅な減量をすると、体は急激な変化を嫌がり、元の状態に戻ろうとします。これをホメオスタシス(生体恒常性)といいます。

現状維持の本能であるホメオスタシスの機能は、1カ月で体重の5%以上落とすようなダイエットをしたときに働きます。1カ月で体重の5%というのは、体重80gの人であれば4キログラム、体重60キログラムの人であれば3キログラムということです。短期ダイエットでリバウンドする人の多くは「2カ月で15キログラム」というような大幅な減量のため、ホメオスタシスの機能が働きやすくなるのです。

生活習慣を正す

(2)消費エネルギーを増やす

燃え尽き症候群にならず、痩せた体を維持する方法があります。それは日常生活の中で消費されるエネルギーを増やすことです。スポーツジムに通って筋トレをするなど特別な運動をしなくても、日常生活の中でこまめに動くことでメタボや糖尿病を防げるということが、厚生労働省が公表しているデータからわかっています。

短期間でダイエットをしている人は、コンテストに出場するような鍛え上げられた肉体ではなく、スリムな体を目指す人が多いです。コンテストに出場するような体を作るには、長期計画による高強度のウエイトトレーニングや徹底した食事管理が必要になりますが、スリムな体を維持するには、生活習慣を正すことで可能となります。

実際に、ダイエット後に痩せた体型を維持している人は、日頃からの活動量が多い傾向にあります。車よりも自転車や歩行による移動が多かったり、エレベーターではなく階段を使います。用事があるときは自分から出向いたり、職場のコピーやファックスは自分から積極的に行ったりなど、活動量が豊富です。

逆に、リバウンドしやすい人は活動量が少ないです。徒歩5分圏内でも車を使ったり、掃除・洗濯などの家事をまとめて行います。できるだけ外出をせずに、用事は最小限に抑えます。自炊や外食よりも出前を取ったり、1週間分の食材をまとめ買いするなど、日頃からあまり動こうとしません。

一時的にダイエットジムに通って痩せたとしても、日常生活の活動量が少ないとリバウンドしやすくなってしまいます。短期ダイエット後のリバウンドが不安な方は、日常生活の中でのカロリー消費を増やしていけば、体型を維持できます。

次ページ3つ目は
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
TSMCが触手、日本の圧倒的な「半導体技術」
TSMCが触手、日本の圧倒的な「半導体技術」
パナソニック「指定価格」導入に揺れる家電量販店
パナソニック「指定価格」導入に揺れる家電量販店
「カップ麺の牛乳戻し」、子どもの食生活が危機的だ
「カップ麺の牛乳戻し」、子どもの食生活が危機的だ
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT