これまで、「一流の人の新幹線の乗り方」と「二流の人の新幹線の乗り方」の違いに関して、「下から目線」で謙虚にその高い見識を披露してきた、グローバルエリートであるこの私。
しかし、ここで論じてきた「二流の新幹線乗客」というのが、実は私自身であるという驚愕の「大・どん・でん・がえし」を想像した読者の方は、はたして1人でもいただろうか?
実は「二流の新幹線乗客」は、この私
実はいまだに、「ひかり」「のぞみ」「こだま」の中で、どれがいちばん速くてどれがいちばん遅いのか覚えていない、恥ずかしすぎる私。
「日本の駅弁はおいしいなぁ、おいしいなぁ」と言っている間に、貝弁当やらマグロずしやら幕の内弁当やら、はたまたマカデミアナッツ入りチョコレートやら、日頃のダイエットの誓いはどこへやら、新幹線に乗った途端、すべての自制のタガが外れる、恥ずかしすぎる食い意地を持った、この私。
そして「壊れた豚」よろしく、大ビュッフェ大会を1人で開催して車内に異臭を放ってしまっているのは、何を隠そう、この二流に転落したグローバルエリートの所業なのだ。
しかし、私のような「二流の新幹線乗客」がこの世から消えうせないかぎり、この地球に真の平和は訪れない。
そして、新幹線のチケットを東京駅の1つ目の改札で取り忘れ、東京駅を出るときに狼狽して引き返し、「すいません、私、3分前にここ通り抜けた者なんですが、乗車券取るのを忘れたんです」などと、進歩のない過ちを繰り返す人物がこの世から一掃されないかぎり、この世の中は何一つ、よくならないのである。
それでは、本記事を通じ、読者の皆様の新幹線に対する態度が少しでも改善することを祈念しつつ、「グローバルメールマガジン」を書く旅路に出発させていただきたいと思う。
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