まず新幹線に乗ってすぐにバレるのが、「不当に座席を占領する」ことである。
座席を「荷物置き場」にしない
【1】自分の周りの座席を占領する
まず残念な乗客の恥ずべき特徴が、自由席などで、隣の空席およびそのまた隣の空席まで荷物を置いて占領していることだろう。
これに加えてあろうことか、座席のリクライニングをこれでもかと最大限倒したり、勝手に座席を回転させて1人で6席分もの座席を領有してしまうのだから、開いた口がふさがらない。
乗客が少なくてすいていたら、それはそれでいいだろう。しかし、東京から混雑していてほぼ満席のときでさえ、新横浜からの人が自分の隣に座るのを防ぐため、荷物をたっぷり隣の座席に置く人がいる。
そういう人に限って、声をかけられないように「寝たふり」までするのだから、二流の所業としてもかなり悪質なほうであろう。
これは新幹線に限った話ではないが、二流の人は、やたらとほかの座席を占領する「領土拡張政策」をとることが多いのである。
【2】動きや騒音が多くて、何かと騒がしい
次に新幹線でバレるのは、「人のことを気にせず何かと騒がしい」ことである。
貧乏ゆすりが激しくて、隣の座席まで「震度4並み」に揺れたりする残念な人たち。おまけに、座席で使用禁止なはずの携帯電話でいつまでも大声で話し続け、会話が終わったと思えば始まるパソコンのタイピング音など、とにもかくにもうるさいのだ。
さらに、イヤホンからは最大音量の音楽がシャカシャカやかましく聞こえてくるし、連れてきた幼い子どもが泣き出したり大笑いしたり、さらには兄弟げんかを始めても、まったく注意せず、スマホゲームに明け暮れていたりする。
最悪のケースでは、変な鼻歌を歌いだし、しかも「サビの部分」のみをエンドレスに繰り返すという、大失態を演じている人も少なくないのだ。
車内で静かにできないのは、新幹線だろうとどこだろうと、残念な人の残念な典型的パターンといえるだろう。
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