消費税増税は、百害あって一利アリ!?

財務省の権力を増やす財政再建より、減らす財政再建を

安倍首相は、予定通り来年4月に消費税増税を行うことを決断したようだ(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

 「へー、やっぱり消費税上げるんや。五輪招致成功で支持率が上がってるからって、今後もやりたい放題やろうな・・・」

さて先日、朝の5時に目覚めてヤフーニュースをぼけっと眺めていたら、安倍首相が消費税8%への増税を断行へ、とのニュースが流れていた。別に私は日本にあまりいないので財布は痛まないのだが、なんなのだろう、この違和感は・・・。

そこで早速熱いシャワーを浴びて最後に一本残っているヤクルトを飲んで頭をシャキっとさせ、今日も元気にできたてほやほやの新鮮なコラムを親愛なる読者の皆様にお届けしたい。

そもそも8%に上げたところで何も解決しない

さて、来年4月に消費税が8%に上げられ、8兆円の新たな負担を国民に求めるとのことだが、すでに負債のストックが1000兆円を超え、また毎年のフローでも2020年には(名目成長率3%というバラ色算定でも)財政赤字が50兆にもの上るといわれる状態で、この規模の消費増税はそもそも、焼け石に水である。

将来的には消費税が30%水準にならないとプライマリーバランスが達成できないともいわれるが、8%に消費税をこの“ようやく消費が回復してきた”タイミングで上げることに何の意味があるのだろう。

安倍首相は政治的に財務省とかに気を遣わなくてはならず、すっかり財務省の増税キャンペーンに絡め取られた、と嘆く人もいるが、竹中平蔵氏など安倍氏の周辺の経済ブレーンは総じてこのタイミングでの消費税増税に批判的なので、この増税への踏切は意外だった。

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