グローバルエリート、ももクロを徹底分析! グローバルエリート×スーパーIT灘高生対談1
ライブが終わったあとに何があるか
Tehu: なんだろう? でも、これってすべての音楽に通じません? ライブが終わったあとに何があるか。
ムーギー: ライブが終わったあとに何があるか。おっ、またなんか深いこと言いそうな気配があるよ、これは。
Tehu: ボクは心の奥深くに届く何らかの感動しかないと思っているんです。はっきりとはわかってないですよ。これを突きつめるのがボクの人生の目標なんです。
ムーギー: おっ! なんかわかったような、わからないような。
Tehu: ボク自身もわかったか、わからないかなんで。
ムーギー: で、一番心の奥深くに届いた曲は何? なんやったっけ、 「怪盗少女」(「行くぜっ!怪盗少女」)? あれで泣いたとか言わんといてよ。
Tehu: いや、「走れ!」という曲です。
ムーギー: ちょっとだけ歌ってみるとどんな感じ?
Tehu: 「笑顔が止まらない♪」(えんえんと歌い続ける)
ムーギー: 君が歌うときっついな……。オレはまったく感動しいひんわけやけど、 それのどこで泣いたん?
Tehu: ライブの最後に歌うんですけど、演出があって、サビはみんなサイリウムをこうやって振るんですよ。メンバーが「みんな一緒に歌ってね!」って言って全会場、照明が落ちて、メンバーをうつす照明も落ちて、メンバー5人もサイリウムを持っていて、全員でこれを振るのが15秒間くらいあるんです。
ムーギー: その一体感に泣くわけ?
Tehu: そうなんです。で、そこからの「ラストー!」で照明が全部ついて、みんなで「うりゃ、おい! うりゃ、おい!」って7万人でコールを。
ムーギー: なんやそれ。「うりゃ、おい! うりゃ、おい!」って言うのか。
ももクロは「うりゃ、おい!」
Tehu: 基本的に、ももクロとかAKBって間奏のときはコールがあるんです。AKBは「おい! おい!」で、ももクロは「うりゃ、おい! うりゃ、おい!」なんですよ。
ムーギー: へえー!! これはええ勉強になったよ。フランスからわざわざ来日した甲斐があった、貴重なお話聞かせてもらった。
Tehu: ファンはだいたい自動的に「うりゃ」班と「おい!」班に分かれて、いい感じの比率になるんです。
ムーギー: で、君は「うりゃ」班?
Tehu: ボクは「おい!」班です。
ムーギー: じゃ、ボクは「うりゃ」班に所属してもいい?
Tehu: いいですよ。やります?
ムーギー: ……うりゃ
Tehu:おい!
ムーギー: ……うりゃ
Tehu: おい!
ムーギー: ……うりゃ
Tehu: おい!
ムーギー: ……じゃあ、本日はこれで。
Tehu: はい、お疲れさまでした。
ムーギー: ワタクシ、フランスに帰らせていただきます。
Tehu:(笑)