ヤセるための「習慣作り」に悩む人への処方箋

家計簿をつけ、節約にハマると何が変わるか

効率的なダイエットの実現には、習慣作りが欠かせませんが、そこでつまずいてしまう人も少なくありません(写真:zak / PIXTA)
ダイエットに始まり、筋トレ、貯金、英語、資格の勉強……。続けたいのに続かないと悩む人は少なくないものです。どうすれば習慣に定着させて、目標を達成することができるのか。独自の習慣化メソッドで、3カ月で18kgの減量に成功、その後2年経ってもリバウンド知らずの筆者は、習慣化にはちょっとしたコツがあると言います。『家計簿つけたら、ヤセました!!』(あさ出版)にも著した、はまりがちな習慣化の落とし穴とその対処法について、実体験を基に語ります。

 

私は人一倍意志が弱い人間で、人生はつねに楽なほうへ流されてきました。お金は手元にあればあるだけ使ってしまい、常に財布はスッカラカン。お酒が大好きで、会社の仲間に「今日、一杯行かない?」と声をかけると、「お前の場合は“一杯”じゃなくて"いっぱい"だろ」と言われる始末。実際に、いつもふたを開けてみると、周りのみんなが言っていたとおりになっていました。

飲み会に誘い誘われ、暴飲暴食を続けた私。どうなっていったかはご想像のとおりです。気がつけば、社会人になったときから20kg以上体重が増え、プヨプヨの体になっていました。

スポーツジムに入ってはみたが…

このままではマズイと一念発起してスポーツジムに入会するも、意志が弱い私は3日もしないうちに布団の中から出られなくなっていき、「明日こそは!」「明日こそは!」と先送りを繰り返しているうちに、月謝だけを納める幽霊会員になっていきました。

ここまでくると、ファッションなんてどうでもいい。少しでも引き締まって見える黒や紺の服をまとめ買いする。そして、体型に合った服選びを楽しむというより、体型を隠すために大きめの服をダラリと着る。当時の私にとって、服は「着るもの」ではなく、醜い肉体を「覆い隠すもの」でした。

こうして、さんざん「無駄遣い」「暴飲暴食」「無頓着」を繰り返した報いとして、私は「ビンボー」「デブ」「非モテ」の三重苦に陥っていたのです。

では、なぜこれほどの意志の弱い私が、貯金、ダイエット、筋トレと、次々に習慣化に成功し、人生のどん底から這い上がることができたのでしょうか?

藁をもつかむ思いで私がつかんだのは、スマホでした。とにかく、金銭感覚を是正しなければいけないと思ったのです。まず、ネットでお小遣いを管理できる家計簿アプリを検索し、「これだ!」と思うものをスマホにインストールしたのが、すべての始まりでした。

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