松坂屋上野店南館の跡地の再開発は、松坂屋銀座店跡地に開発した「GINZA SIX」(ギンザ シックス)に続き、従来の百貨店モデルからの脱却を進めるJ.フロントの戦略を具現化したもの。大丸松坂屋百貨店や森ビルなど4社が共同出資した会社が運営するギンザ シックスも、入居するテナント店舗からの賃料を収益源とする。
J.フロントの山本社長は「(パルコではなく)百貨店という選択肢も経営的には十分可能性があった。ただ、伝統的な百貨店をやって本当にお客様に喜んでいただけるか。ターゲット層を拡大することのできる商業エリアを開発しようと考えた」と強調した。
パルコで30~50代を取り込む
松坂屋上野店は東京メトロ銀座線の上野広小路駅に直結し、日比谷線やJR、都営大江戸線の最寄り駅からも徒歩3分圏内と、都内各地からのアクセスは抜群。ただ、土地柄もあって客は60歳以上のシニア世代がメインとなり、ほかの百貨店よりも年齢層が高い。
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