あこがれのディズニーホテルに行ってみた 大人4人で泊まれば、高くない?

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われわれディズニーランドホテルは施設としてはいちばん新しいですが、その一体感を崩さないように、ディズニーの世界観を壊さないようにと、ビクトリア調を取り入れることになったのです。

――だから、パークの外のホテルでありながら、全体として一体感があるのですね。

パークに入る時だけではなく、「ああ、面白かったね」と言ってホテルに帰ってくるときに、目の前にコンテンポラリーなホテルがあったら、夢が壊れてしまうと思うんですね。夢をつねに継続していくのが、私たちの使命だと思っています。

人感センサーの驚きの使い道

ロビー中央の吹き抜け。館全体がビクトリア調で統一されている

 ――こちらに泊まる方の客層は、ディズニー(オリエンタルランド)の3ホテル(ほかはアンバサダー、ミラコスタ)の中でも、際立った特徴があったりするのでしょうか。

基本的にはやはりファミリーが中心です。ただ同じファミリーでもよく見ていくと、ディズニーランドホテルには4人泊まれる部屋があるので、お子さんが多かったり、自然に3世代で泊まられるゲストが多い。アンバサダーとミラコスタは、3人仕様が基本ですので。もちろん2部屋へ3世代で来られる方もいるので、はっきり明確に分かれるというほどではないですが。

パークの特徴がホテルにも表れる部分があり、ディズニーランドのほうが(シーより)小さなお子様に喜ばれる傾向があります。また結果としてランドに近いほうがいいだろうと親御さんが考えるので、より小さなお子様が来られますね。使いなれた方は、お昼寝してまた遊びに行かれる方もいらっしゃいます。

――一般のホテルでは、昼は「起こさないでください」とプレートを下げて在室するケースもありますが、TDLホテルだと、ちょっと昼寝で寄ったりとか、変則的で神経を遣うのではないですか?

夏は稼働が100%に近いですが、1泊のお客様が多いので一斉に掃除して一斉に次のお客様を入れる感じです。その中に20%くらい連泊される方がいらっしゃるので、合間を見て掃除をする。ハウスキーピング課が部屋を管理していますが、ちょっと腕の見せ所ですね。

――連泊だと、パークに行っている間を見計らってですね。お昼を食べてちょっと昼寝に戻ってくると、もう部屋がきれいになっているということですよね。

そうですね。私どもの部屋の特色として、人感センサーが設置されていまして、ステイゲスト(連泊)でセンサーがオフになっていれば、たぶん外出されたのだとわかります。ハウスキーパーがつねにチェックしています。

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