安倍首相が「打つべき一手」は実は難しくない 有権者は「平成の終わり」を意識している

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夏競馬の方は、福島開催も終わって舞台は新潟へ。初の重賞レースなるのはアイビスサマーダッシュ(G3)。広大な新潟競馬場という地の利を活かし、芝直線1000メートルという他所では見られないレースとなる。

直線だから枠は関係ないのかと思うと、これが不思議なことにお馬さんたちは走っているうちにいつも右側(外)に寄ってくる。だから外枠が有利になり、いつも7枠か8枠の馬が勝っている印象がある。2001年以来の過去16回分を調べてみたら、なんと7枠と8枠の馬が連に絡まなかった年は3回だけであった。

アイビスSDの本命はアクティブミノル

ということで、今年は8枠に入ったアクティブミノルが本線。ここから7枠レジーナフォルテとキープレイヤー、5枠のネロとフィドゥーシアに流す。つまり内枠の実力馬と外枠の意外性のある馬を組み合わせて買うのがアイビスSDのセオリーというわけ。

ちなみに枠連8―8は過去に2回、7―8は1回出ているが、7―7は1回も出ていない。ここは目をつぶって、「枠連7―7」を買ってみるのも面白い。これで藤田菜七子騎手が7枠の馬に騎乗してくれていれば、ゲン担ぎも完璧だったのだが…。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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