まず、よくあるのは、「愚痴」を装いながら、その中に「自慢」を入れてくるケースです。
「ベンツに買い替えたから、おカネがなくて」
【1】「愚痴を偽装した」自慢
「大学院なんて出たって何の意味もなかったね。一応MBAをとっているんだけどさ、仕事には生かされていないし」
「今年は暑くてエアコン代がかさんで……。タワーマンションの高層階って暑いのよ~。特にうちは最上階だから」
「今年は暑くてエアコン代がかさんで……。タワーマンションの高層階って暑いのよ~。特にうちは最上階だから」
一見、愚痴をこぼしているようですが、さりげなく「高学歴」「タワーマンション(の最上階)に住んでいる」という「自慢」をアピールしています。
ただでさえ「愚痴」は歓迎されないものなのに、そのうえに「自慢」が乗ってくるのです。
これ以外にも、「家の車をベンツに買い替えたら、おカネがなくて……」とか「子どもが学習塾の特進クラスに上がったら、忙しくて」みたいな、愚痴を偽装した自慢も少なくありません。
これは「何、それ自慢でしょ?」とウザがられても仕方がありませんね。
【2】「昔の武勇伝」自慢
「昔の俺はケンカっぱやくてね。繁華街でコワモテの人と殴り合いになって、相手を病院送りにしちゃったんだ」
「若いころはちょっとばかり悪さしていて。暴走族の『アタマ』やっていたんだけどね」
「若いころはちょっとばかり悪さしていて。暴走族の『アタマ』やっていたんだけどね」
これは、お年を召した男性に多いパターンで、「俺は若いころヤンチャだった」という話をしたがる傾向があります。
しかし、女性からの目線では、その心理が理解できないところが多いため、「武勇伝」「ワル自慢」を聞かされても困惑してしまいます。
その結果、「好感度アップ」にはつながらない可能性が大きいかもしれません。
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