嫌われる人の「余計な一言」、よくある5大NG 「イラッとする、失礼!」あなたは大丈夫?

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まず、よくありがちなのが、つい「相手をけなす一言」を付け加えてしまうことです。

その一言で「自分の器の小ささ」が出てしまう

【1】「相手をけなす一言」を付け加えてしまう

「君は人の話を聞いてなさそうなのに、議事録はきれいでよくまとまっているよね」
「君は偏差値のわりには、仕事ができるよね」
「あいつは、人はいいんだけどさ。あれで女性にさえモテればねぇ」
「食欲旺盛でいいけど、食べた分だけ仕事してくれよ」

会議の議事録をまとめてくれる部下に対して、「いつも議事録をきれいにまとめてくれてありがとう」「君は仕事ができるね」と言えばいいだけなのに、つい「人をけなす一言」を入れてしまう上司、いますよね。

しかし、その一言が「人をほめる言葉」になっていれば、どうでしょうか。

「彼は本当に仕事ができるんだ。しかもモテるんだよね」だと、「一言多い」とは言いませんよね。

その場にいる人が不愉快に感じるからこそ、「一言多い」わけです。

人をけなすことで、「自分が優位に立ちたい」という心理が働いているのかもしれません。しかし、これはその人の「器の小ささ」が表れてしまうだけ。逆効果にしかなりません。

【2】答えを「先回りして」言ってしまう

「こないだ長瀞の川下りに行ってきたんだけどさ、意外と……」
「ああ、あれか。結構激流のところがあったでしょう。俺が行ったときは水しぶきでカメラが濡れちゃってさ、焦ったよ」

相手が言おうとしていることを「先回りして」言ってしまうパターンです。これをやってしまうと、相手は鼻白んでしまい、会話が盛り上がりません。

私が局アナ時代、マラソンランナーにインタビューしたとき、答えを全部先に言って失敗した話は新刊でも紹介しましたが、気をつけていないとついやってしまいがちなことです。

相手の言おうとすることがわかってしまったとしても、まずは最後まで聞いて、自分の話はその後からしたほうがいいでしょう。

大人の会話は、ときには我慢も必要だと思います。

次ページそろそろ終わりそうなのに…
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