ソフト開発者がIoTで感じるハードルとは? ハードとソフトの開発文化は異なっている

✎ 1〜 ✎ 142 ✎ 143 ✎ 144 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ぼへちゃんの会社、いよいよIoT事業に乗り出しました。IoTとは、PCやスマホだけでなく、いろいろな機器をインターネットにつなげることでより便利なサービスを提供しようとする枠組みです。ここは各社が力を入れてしのぎを削っている分野です。

ですが、最初から立ちはだかるハードルがハードウエアの開発です。PCやスマホと違い、それまでネットにつながっていなかった機器をつなげる仕組みから作る必要があります。新しいハードウエアの作成は避けて通れないのです。

ぼへちゃん、今までソフトウエアの開発ばかりやっていたため、ハードウエアについてはまったくの素人。そこでハードウエアの開発経験のあるベテラン技術者に1から教えてもらうことにしました。

初心者ということで、LEDを点灯させるだけの簡単な回路作成からスタート。学生時代に習ったオームの法則とかを思い出しながら、電子工作をしていくぼへちゃん。あらかたできたところで、「動くかどうか試してみよう」と電源を入れようとしました。

ちょっと待った! それはソフトウエアエンジニアの悪い癖!

ソフトウエアはちょっと間違っていたとしても何度でもやり直しができるのですが、ハードウエアはそうはいきません。回路が間違っていたら部品が壊れてしまいます。

案の定、よく確認しないままに電源を入れてしまい、せっかくの部品を壊してしまったぼへちゃん。ハードウエアはソフトウエアのように手軽なトライ&エラーはできない世界です。

ぼへぼへ 某エンジニア

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Bohebohe

とあるWeb企業で働くインフラエンジニア。販売、営業、OLなどを経て、エンジニアに転向。SIerからエンジニア人生を始めて、現在はWeb系で働く。ベテランかと思いきや、ぼへぼへとしてたら年数経ってただけの中の人。だんな君もエンジニア。

 

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事