モテない男に共通する「3つの会話のクセ」 なぜあなたのトークに女性は退屈するのか?

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私の経験から申し上げると、彼らとの接し方の最大のポイントは「せかさない」ことです。たとえば「話をせかさない」こと。

「結論を先に言えない人」たちは、自分の考えをなるべく整理して、正確に余すことなく伝えたいと思っています。だから、質問してぽんぽんとテンポよく答えが返ってくることなど期待してはいけません。まして「いいから、結論を先に」は絶対に禁物です。

「え〜っ、と……」「ん〜……」という前置きや、無言で考え込むことが多くても、話が長くても、欲しい答えがなかなか出てこなくても、ぐっと堪えて、最後まで話を聞くことが肝心です。また、重要なことほどアドリブが効かないので、事前に質問をして回答をまとめもらうのもいい手でしょう。

もうひとつは「判断をせかさない」ことです。いろいろな材料を集めて、検討を尽くしたうえで結論を出したいという志向が強いので、「まっ、とりあえず決めようか」と、ノリや勢いで物事を判断するのを嫌うからです。

こうしたポイントを押さえれば、彼ら彼女たちの卓越した専門性や分析力を味方にすることができるでしょう。

「また会いたい」と思われないワケ

一方、「結論を先に言えない人」が女性と私的な会話をすると、大半の人が腰砕けになって終わります。女性から「今日はごちそうになりました」とお礼のメールがきても、そこに「また会いたいです」のフレーズはありません。私はこの手の相談を山ほど受けてきました。

彼らは堅実な会社や研究機関に勤めている。まじめなので浮気もしなさそう……と、婚活においては絶好の相手に思えます。しかし「また会いたい」と言われないのです。なぜでしょうか?

一言でいうと、コミュニケーションが成り立たないからです。その原因は主として3つの“会話のクセ”にあります(ここから先は、私が相談者さんたち〈=結論を先に言えない人たち〉の初デートの会話を録音したものを聞いたうえで、共通点や傾向をまとめたものです)。

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