尼さんとクリスチャンの男が結婚してみたら 「宗教バラバラ夫婦」の日常を追ってみた

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宗教バラバラ夫婦の家は他にも、気になることだらけ。リビングに飾られた2人の結婚式写真は、教会式と仏前式の2種類。なんと双方の信仰を立てるため、わざわざ2回も結婚式を挙げたという。

では3歳の息子・亀寿朗くんは、どっちの宗教なのか? その生活を見てみると、亀寿朗くん、朝は仏壇に向かいお勤めをするお母さんの横に座り、手慣れた様子で、リンをチンチン。ところが、日曜日になると、お父さんと教会の礼拝に参加。3歳の息子は、いわば「宗教のバイリンガル」状態なのだ。

「宗教バラバラ夫婦」の家事の分担はどうなっているのか。朝食が終わるやいなや、尼さん妻はある作業を開始した。

「『月刊住職』という雑誌で、連載をさせて頂いているコラムの原稿を書いています」(団姫さん)

尼さん妻は、お坊さん向けの専門誌『月刊住職』をはじめ雑誌の連載4本を抱え、さらに全国各地を回り、法話を行うなど、月に休みが2・3日しかないという超多忙ぶり。そのため夫が、家事や育児を一手に引き受けている。

夫が作る料理には、宗教バラバラ夫婦ならではの工夫がある。この日、大治朗さんが夕食に作っていたのは、ポークソテー。出来上がりを見てみると、妻用と夫用が微妙に違う。

実はこちらの妻用に使っている食材は

「こんにゃくです。団姫が、お肉を食べられないので」(大治朗)

それぞれの祈りから食事が始まる

そう。信仰深い仏教徒の妻は、肉や魚を、無駄に殺生しないことを心掛けている。そのため、豚肉の代わりに、妻の分だけ、こんにゃくを使っているのだ。焼き肉のタレをよくもみ込んで、ステーキ風に。夫の愛情料理、そのお味は?

「今日もバッチリ!おいしい」 (団姫さん)

他にも、夫は鶏肉の代わりに、食感の近い、細切りのシイタケを使ってパスタを作ったり、肉や魚を食べず、タンパク質が不足しがちな妻のために綿豆腐を具材にしてグラタンを作ったり。さまざまなアイデアレシピを開発する献身ぶり。さすがキリスト教徒、奉仕の心で妻につくしている。

信仰の違う2人が、なぜ夫婦になったのか…?

宗教がバラバラでも、幸せそうな暮らしぶりの夫婦。そもそもなぜ、この2人が結婚したのか。実は、尼さん妻にはもう一つの顔がある。夫と知り合うキッカケとなった、そのお仕事とは、なんと落語家だ。

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