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日本で報じられる世界の姿を鵜呑みにするな そこにバイアスがかかっているかもしれない

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目の前で起こっている問題をどうやって捉えるかも大きなカギだ。しかし私たちがそれをどう捉えるかの前に、私たちが問題を考えるためのソースを得るための報道の現状にも気をつけなくてはならない。

「取材をしてきて、行く前に言われている状況と実際の現場が一致するなんてことはほとんどありませんでした。報道されていることと、現実とはいつも少しずつズレています」と、増田氏が述べるように、日本で報道される世界のニュースは、日本の視聴者が抱いている、もしくは報道する側が、視聴者が抱いていると想像する現実とはズレた視点でニュースを解釈して伝えていることも多い。

ステレオタイプの見方だけではダメ

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私たちの固定観念や、その固定観念に基づいて、こう報道したほうが日本ではより注目されるであろうというステレオタイプな報道が多いということだ。だから私たち自身が、「いろいろな情報に触れて、まずはステレオタイプのものの見方だけではダメなんだということを知ること」(池上氏)が重要になってくる。

同じように見える状況がある一方で、それぞれの歴史的経緯や地域の情勢、宗教や経済状況も違っているという事実、そして伝えられ方にもバイアスがかかっていることを忘れてはならない。「実際に起こっていることをきちんと伝えようとすること、知ろうとすることが今の社会ではとても重要」(池上氏)になっているのだ。

(文責:小山 晃)

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