決定版!美容師が教える「正しい髪の洗い方」 洗髪前の「お手入れ」も重要だ

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<ステップ3> 髪質にあったシャンプーで洗う

ロバンによると、「自分の髪質に合った正しいシャンプーを使っていない女性は多い」。最近は、硫酸(ラウレス硫酸、ラウリル硫酸など)フリーのヘアプロダクトが増えているが、実際、カラーリングした髪に硫酸の入ったシャンプーは絶対使うべきではないと、ロバンは言う。

ただし、「カラーリングやパーマをいっさいしていない地毛の人や、毛穴が脂っぽい人」には、硫酸成分の入ったシャンプーが合っている場合もある。天然パーマの髪はドライな傾向があり、洗う機能とコンディショニング機能を一体化したヘアプロダクトを使うといい。こうした製品は泡が出ない。ロバンが20年前から出している、レモンのクレンジングマスク(49ドル)などがこれにあたる。

ほとんどの女性は、シャンプーなどのヘアプロダクトをつけすぎだとロバンは言う。「ティースプーン1杯程度のシャンプーを水で乳化すればいい」。それを頭皮だけにつけて指先で洗う。毛先にはつけないこと。髪のボリュームを出したり、血行をよくするためには、頭を下げて洗うといい。

シャンプーは週2回で十分

<ステップ4> 徹底的に洗い流す

「みんな十分な時間をかけてヘアプロダクトを洗い流していない。これは本当に大きな問題だ」とロバンは言う。「徹底的に洗い流すことが重要だ」。

<ステップ5> コンディショナーは毛先だけに

コンディショナーを使う場合は、毛先にだけつけること。切れ毛やパサつきといった髪のトラブルをケアするため、週に1度コンディショニングマスクをすることをロバンは勧める。

<ステップ6> 髪をこすって乾かさない

ロバンがモロッコで学んだ乾かし方は、「頭を下げて、垂れた髪をタオルで前後にはたく」方法だ。こうすると絡んだ髪をとき、毛穴から髪をふんわりさせやすくなる。

こんなこと毎日やっていられない、という声があることはロバンも承知している。でも、正しい方法でやれば、シャンプーだって長持ちする。「ほとんどの女性は、週2回髪を洗えば十分だ」。

でも、それでは髪がオイリーになって気持ちが悪いという人には、ドライシャンプーよりもいい方法がある。水150ミリリットルにリンゴ酢などの酢5滴を垂らして、スプレーで地肌にかけるのだ。

「ドライシャンプーと違って、これなら頭皮に化学成分が残らない。それに酢は頭皮を活性化する最高の成分だ」

(執筆:Bee Shapiro記者、翻訳:藤原朝子)

© 2017 New York Times News Service

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