「ヒモ」と呼ばれた男が極める専業主夫の道 桜沢エリカの人気漫画は彼の支えあってこそ
「普通の主夫じゃだめだ!やるからには、徹底的に極めてやる!」(武紀さん)
こうして家事と育児を完璧に極める「スーパー専業主夫」への第一歩を歩み出したのだ。
スーパー専業主夫が胸に刻んだ誓い…
結婚して17年、家庭を守り続けてきた武紀さんには、専業主夫を務めあげる
中で、ひとつだけ自分自身に誓ったことがある。それは、「子どもたちに寂しい思いをさせない」。妻が仕事で忙しい分、子どもといられる時間を大切にしてきたという武紀さん。娘を習い事へ送る車中では娘の恋愛相談に乗るなど、その仲の良さはお父さんというよりお母さんのよう。
最初は馴染めなかったママ友付き合いも、今では長男が通う高校でPTAの役員をするまでになり、ママ友たちのよきリーダーに。
そんな武紀さんの事を子どもたちは、どう思っているのか?
「全然、困ったことはないですね。逆に…他の家の親をみても面白くない。みんな、自分の親と話せてないから…」(息子)
愛娘には、お父さんの好きなところを聞いてみた。
「陽気なところ。すごい静かなお父さんとかいるじゃないですか。うちは全然違って、休みの時とか、爆音で音楽流したりとか、すごいネタ入れてきたりとか、頑張ってるんじゃないかなと思います。」(娘)
子どもたちの言葉に、武紀さんは嬉しそうに笑った。
結婚して「専業主夫」という道を選んだ武紀さん。この選択は正解?それとも後悔?
「“主夫”という選択を、子どもが運んできてくれたと思っています。子どもも健やかに育ってるし、夫婦仲もいいし、楽しいです!」(武紀さん)
そして、最後に聞いてみた。妻、エリカさんの思いは…?
「彼がいなかったら、私はもう子どもを育てられなかったというか、子どもを持てた自信がないので、凄く有り難いと思っています!」(エリカさん)
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