本格的にパン作りを楽しみたい、さらには短時間でパンを焼きたいと考えるなら、インバーターモーター採用で、メニューによってモーターの回転数を自在に変えられるようになったパナソニックの「SD-BMT1001」を選びたい。
このモデルのいちばんの特徴と言えるのが、60分でふっくらとしたパンが焼けることにある。ホームベーカリーが搭載する「早焼き食パン」は、通常、パンのようにイーストで膨らませずに焼くため、ケーキのような食感が多かった。そうでないモデルでは早焼きと言いつつ、焼き上がるまでに3時間以上かかることが当たり前だった。
しかし、SD-BMT1001の「60分パン」は異なる。一般的に、ホームベーカリーでパンを焼くときはイーストが水に直接つかないようにするのが基本だ。眠らせているドライイーストが突然活動を再開しないように、生地をこねながらゆっくりと混ぜ込んでいくのだ。
「60分パン」では、イーストをお湯で溶き、生地に混ぜることで、素早く生地を発酵させて膨らみのあるパンが焼けるのだ。1時間でパンが焼けるなら、ちょっと早く起きれば、朝からの準備でも焼きたてパンが楽しめるというわけだ。
サンドイッチ用のパンまで焼ける
また、このSD-BMT1001ではさまざまな食パンが焼ける。たとえば、小麦粉の香りがより楽しめる「パン・ド・ミ」ではもちもち食感や、ふんわり食感が選べる。また、水分をちょっと減らすことで、固めに仕上げたサンドイッチ用パンコースも用意。
タイマーにより、イーストやレーズン、ナッツなどを自動投入する機能も備えている。インバーターモーター機能を利用したマーブルパンや柔らかい具材も混ぜられる「粗混ぜ」機能、余ったご飯を生地に追加するごはんパンコースなど多彩なパン作りが楽しめる。さらにピザ生地を8分で作る機能も備えている。
初めてホームベーカリーを使う人から、ホームベーカリーを愛用している人まで、多くの利用者が満足できる、多機能モデルだ。
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