週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

家庭内の会話で、国語力を上げる2つの方法 国語ができない子に試してほしい

7分で読める
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
2/4 PAGES
3/4 PAGES

子どもの話を聞いていて、この5W1Hが欠けているという場合が少なくありません。そのため、何を言っているかわからないという事態が起こります。

そこで、親御さんは、不足している部分があれば、質問して聞いてあげるのです。そして、そのような問いかけによって、だんだんと子どもは、不足なく話をするようになります。実は、このような簡単で当たり前と思われることが、現実の場面ではまったくできていないということがあります。それが原因となり、会話がちぐはぐになったり、誤解が生まれたりするのですね。

2.論理展開型の話し方

2つ目の話し方は、論理展開型の話し方です。ストーリー展開型の時系列や心情という視点が入った話し方とは異なり、言いたいことをわかりやすく伝えることに力点を置く話し方です。国語や英語でいえば論説文、説明文の構造であり、一般社会では、プレゼンテーションでよく使われる形式です。

「序論→本論→結論」

序論は、「だいたいこんな感じの話をしますね」という概要説明の部分

本論は、「もう少し詳しくお話するとですね、こうなります」という部分

結論は、「私が言いたいことはこれなんですよ」という部分

これが論文構成でも使われます。はじめに全体像を言ってもらうとわかりやすいですよね。しかし、それだけだと詳しくわからないので、次にわかりやすく例を出しながら述べます。そして、具体例など詳しく伝えているうちに、何が結局言いたいのか、聞き手が、わからなくなってくるので、最後に、言いたいことをまとめるのです。この形式であると非常にわかりやすいですね。

そこで、これを親子の日常会話でやってしまいます。すると次のような流れになります。

■ 言いたいことをまとめて先に言ってしまう

■ もう少し説明してもらう(たとえば3つぐらい)

■「どうすればいいと思う?(How)」または「結局何を言いたいのか、言いたいことのまとめ(要するに)」を話してもらう

次ページが続きます:
【もし具体的に話をするよう促すときは】

4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象