「世界一」の空港ラウンジは何がスゴイのか

バスタブに浮かべるダックも完備!

フランクフルト国際空港のルフトハンザ航空ファーストクラスラウンジに用意されたバスには、いろいろなアメニティが用意されている

ゴム製のアヒル(幼児だけでなくビジネス客も欲しがる)が置かれた浴槽があり、ダイニングルームには、ミシュランの星を持つシェフの料理が用意され、120種類以上のウイスキーを備えたバーがある。出発の時間になったら、ゲートまで歩いていく必要はない。車で送ってもらえるのだ。車は普通、ポルシェかメルセデスだ。

当然のことながら、空港のラウンジはつねにこれほど豪華というわけではない。また、ファーストクラスの乗客専用のものばかりでもない。中には、スパのトリートメントが受けられたり、白いテーブルクロスで食事ができたりするところもあるが、反対に、いすとバナナ1本が確保できたら運がいい、といったレベルのものもある。簡素なラウンジは、メールに返信したり、ゲートの喧噪から離れて電話をかけたりするための場所だ。しかし、最高のラウンジとなると、それ自体が目的地にもなる。

ラウンジを利用するには?

空港のラウンジと聞くと、個々の航空会社が提供しているものを思い浮かべる人が多いだろう。アメリカン航空のアドミラルズクラブや、ユナイテッド航空のユナイテッドクラブなどだ。しかし、それ以外のラウンジもある。

たとえば、アメリカン・エキスプレスはセンチュリオンラウンジを展開している。ポップな色彩と、その土地を意識した食べ物や飲み物が用意された現代風のラウンジだ。ダラスやヒューストン、ラスベガス、マイアミ、ニューヨーク、サンフランシスコ、シアトルなどの空港にあり、今年は国外初のラウンジとして、香港国際空港にも開設される予定だ。また、シアトル・タコマ国際空港のラウンジは拡張されて、シャワーブースや本格的なバーが設けられる。

複数の航空会社が共同でラウンジを開設している場合もある。たとえば、30近い航空会社が加盟するスターアライアンス(ユナイテッド航空、タイ航空、スイス国際航空などが加盟している)は、ロサンゼルスやリオデジャネイロなどにラウンジを持つ。加えて、スターアライアンスのゴールドメンバーになるか、加盟航空会社のビジネスクラスかファーストクラスで国際線に搭乗すると、「スターアライアンス」のロゴを掲げたラウンジなら、どこでも利用できる。

さらに、どこの航空会社のどのクラスの乗客でも利用できる、独立系のラウンジもある。その1つであるザ・クラブはチケットを購入して利用するラウンジで、ダラス・フォートワース国際空港、(フロリダ州)オーランド国際空港、ボストンのローガン国際空港などに開設されている。エアスペースラウンジもチケットを購入して利用する施設で、クリーブランド、ニューヨーク、マイアミにある。また、USOは軍人とその家族向けに、いくつかの空港でラウンジを展開している。

ビジネスクラス​かファーストクラスのチケット:一般的に、国際線のビジネスクラスかファーストクラスに搭乗すれば、利用する航空会社のラウンジにはその搭乗券で入ることができる。場合によっては、同じアライアンスに属している航空会社のラウンジも利用できるが、可能かどうかは規則を読んで確認しよう。たとえば、スターアライアンスのメンバーでも、フランクフルト空港で、ルフトハンザのファーストクラスラウンジやターミナルは利用できない。

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