「世界一」の空港ラウンジは何がスゴイのか

バスタブに浮かべるダックも完備!

クレジットカード:頻繁に旅行する人であれば、数百ドルの年会費を払ってでも、ビザやアメリカン・エキスプレスなどのカードを持つ価値はあるかもしれない。ポイントを獲得できるだけでなく、ラウンジを利用できるなどの特典がある。たとえば、チェイス・サファイア・リザーブ・カードを検討してみよう。比較的新しいカードで、年会費は450ドルだが、そのうち一部は実質的に戻ってくる。タクシーやホテルの宿泊料など、旅行関係の費用をこのカードで支払うと、年間300ドルまでがカードの請求書から差し引かれるのだ。

ほかにも特典はあり、世界の空港に1000以上のラウンジを展開するプライオリティ・パス・セレクトの会員になれる。もちろん、プライオリティ・パスの会員資格だけを単独で買うこともできるが、年会費は最低でも99ドルで、利用するたびに27ドルを払わなければならない(同伴者も1人27ドル)。

航空会社の提携カードでも、ラウンジが利用できる場合がある(たとえば、年会費450ドルのCiti/AAdvantage エグゼクティブ・ワールドエリート・マスターカードには、アメリカン航空のアドミラルズクラブの会員資格がついてくる)。

1日チケット:一部のラウンジでは、1日分のチケットを買うことができる。ザ・クラブでは40ドルだ(ただし、プライオリティ・パスや、ダイナースクラブ・インターナショナル、ラウンジクラブの会員は無料)。エアスペースラウンジは、1日約20ドルから。センチュリオンラウンジの1日チケット(50ドル)は、アメリカン・エキスプレスのクレジットカードかチャージカードを持っていれば購入できる。

航空会社のラウンジにも、1日チケットを購入できるものがある。ヴァージン・アメリカのラウンジとクラブハウスのチケットは、一般の大人の場合30ドルから75ドルだ。アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空は、一部のラウンジを59ドルで利用できる(混雑時は利用できない場合がある)。

年会員になる:ラウンジの年会員の会費は、航空会社のロイヤルティプログラムにおけるステータスによって変わってくる。たとえば、ユナイテッド航空で最も低い層のステータスだと、年会費は550ドル(配偶者と一緒の場合は1100ドル)、最も高いプレミア1kメンバーだと、450ドルだ(配偶者と一緒の場合は1000ドル)。そうなると、旅行用のクレジットカードを持ったほうが、割がいいかもしれない。たとえば、アメリカン・エキスプレスのプラチナカードだと、同程度またはより少ない費用で、多数の特典がついてくる。

マイルを利用する:航空会社でためたマイルを利用して、年会員の会費を支払うこともできる。たとえば、デルタ航空の場合、個人会員の年会費は495ドル、または4万7000マイルだ。一般的に言うと、これはマイルの使い方としてはあまり賢くない。マイルは旅行用にとっておこう。

世界各地の人気ラウンジ

個人の好みはさまざまだが、旅行者に高く評価されるラウンジはいくつかある。航空サービスのコンサルティングを手掛けるスカイトラックスが実施した、2016年のワールド・エアライン・アワードによると、ファーストクラスラウンジでは、キャセイパシフィック航空の香港のラウンジが1位となった。ビジネスクラスでは、カタールのハマド国際空港にあるカタール航空のラウンジが1位だった。独立系のラウンジでは、ロンドンのヒースロー空港ターミナル2にあるプラザ・プレミアム・ラウンジが1位を獲得した。

ほかにファーストクラスのラウンジで人気があるものとしては、以下のラウンジがある。冒頭で紹介した、フランクフルトのルフトハンザ航空のファーストクラスターミナル。ハマド国際空港のカタール航空アル・サファ・ファーストクラス・ラウンジ。パリのシャルル・ド・ゴール空港のエールフランスのラウンジ。シンガポールのチャンギ空港にあるシンガポール航空のラウンジ。バンコクのスワンナプーム空港にある、タイ航空のロイヤル・ファーストクラス・ラウンジ・アンド・スパ。ほかにも、まだまだ多数ある。

(執筆:Stephanie Rosenbloom記者、翻訳:東方雅美)
© 2017 New York Times News Service

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