カメラファンの祭典で発見!「神レンズ」7選 横浜で開催「CP+2017」で凄かったモノたち

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レンズ鏡胴部に、手ブレ補正のモード切換スイッチを装備。別売アクセサリー「TAP-in Console」を使用すれば、MODE1のカスタム設定も行える(写真:永山 昌克)

さらに、リング型超音波モーターUSDによる高速AFや、超低屈折率のナノ構造膜とマルチコーティング技術を融合させた「eBANDコーティング」、三脚座との一体感が増した金属外装の新SPデザイン、防塵防滴対応なども見どころだ。発売は2月下旬。レンズマウントはキヤノン用とニコン用が用意され、希望小売価格は税別17万5000円。

描写性能を重視するシグマArtラインの新顔

3. 明るさがすごい! シグマ「SIGMA 14mm F1.8 DG HSM」

シグマ「SIGMA 14mm F1.8 DG HSM」。発売日と価格は未定。キヤノン用、シグマ用、ニコン用が用意。CP+ではケース内での展示のみであった(写真:永山 昌克)

描写性能を重視するシグマArtラインの新顔として、単焦点の超広角レンズ「14mm F1.8 DG HSM」が登場。このレンズですごいのは、焦点距離14mmのフルサイズ用レンズでは初めて、開放値F1.8という明るさを実現したこと。

明るい開放値とワイド画角の両立によって、広い範囲を捉えつつ、被写体の前後にボケを生み出す、といった従来にない表現が楽しめる。星空撮影など暗所で速いシャッター速度が必要なシーンでも役立つだろう。

同じくシグマの新製品として「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」にも注目したい。このレンズも開放値の明るさが魅力だ。唯一ではないものの、焦点距離135mmのフルサイズ用レンズでは珍しい開放値F1.8を実現。極めて浅い被写界深度によって、ボケの中に被写体が浮かび上がるような表現が味わえる。

次ページ撮影倍率4倍から4.5倍の超接写が可能
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