日本中に蔓延するムダな会議を、撲滅せよ! ノー・モア・上司の独演会!

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 ①質よりも量を重視する
 ②他人の意見を批判しない
 ③どんな意見も歓迎する

こうしたおきてを頭に入れて仕切ると、さまざまな角度からの意見が飛び交い、会議が活性化していきます。これまで黙っていた人から意外にユニークな発言が飛び出したり、斬新な問題解決法が見い出せたりします。ときには例の独演会に対して

「もっと手短に伝える方法があると思うのですよね」

と、責任者に対して手厳しい意見が出るかもしれません。さらに仕切り役が、

「日頃の立場はいったん棚に上げて、発言してください」

と、参加者の肩の力を抜く発言をするなど、雰囲気を変える努力も必要でしょう。こうして「言いにくかったことを、今日は言ってもいいのだな」という、安心感を作っていくのです。

また、この時間帯だけは、責任者だけでなく参加者全員から意見が集約できるようにもっていきましょう。こうしてブレストタイムで幅広い視点からの意見が得られたら、次はどうすればいいか?

「意見がいくつか出ました。どうしましょうか?」

と、偉い人に決断を委ねればいいのです。

ここでは、あくまで責任者は仕切り役に徹するべきです。スマホをいじって時間を潰している人が、主役を担える会議にしていきたいものです。

 

高城 幸司 株式会社セレブレイン社長

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たかぎ こうじ / Kouji Takagi

1964年10月21日、東京都生まれ。1986年同志社大学文学部卒業後、リクルートに入社。6期トップセールスに輝き、社内で創業以来歴史に残る「伝説のトップセールスマン」と呼ばれる。また、当時の活躍を書いたビジネス書は10万部を超えるベストセラーとなった。1996年には日本初の独立/起業の情報誌『アントレ』を立ち上げ、事業部長、編集長を経験。その後、株式会社セレブレイン社長に就任。その他、講演活動やラジオパーソナリティとして多くのタレント・経営者との接点を広げている。著書に『トップ営業のフレームワーク 売るための行動パターンと仕組み化・習慣化』(東洋経済新報社刊)など。

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