苦手な仕事に「黄色」を多用すべき深いワケ あのドトールも「色」をうまく活用している
仕事には優先順位がつきものですが、すぐに終わらせたい仕事には黄色いポストイットを活用するのがおすすめです。かけなければいけない電話や送らなければならないメールなどは、黄色いポストイットに書き込んでパソコンなどに貼っておきましょう。黄色は子どものように無邪気な色なので、人を落ち着かない気分にさせます。そのため、早く剝がしたい一心でポストイットに書かれた行動をとるようになるのです。
仕事が遅くて悩んでいる場合も、色でその悩みに対応できます。キーワードは青。デスク回りを青で統一すると作業効率が上がり、仕事が速くなります。
また、青には知的でクールな印象があるため、周囲の人が仕事を気軽に頼みにくくなるという効果も。それまで頼まれていた仕事が少なくなれば、それだけ本来の業務に集中できます。「今日は絶対に早く帰る!」と決めている日は、青いネクタイをして出勤するのも一案です。
さらに、青には片付け効果もあります。寒色系の色が目に入ると冷静沈着な気分になるので、ごちゃごちゃしたデスクをうるさく感じ、自然と片付けたくなるのです。
壁紙やスクリーンセーバーの色の選び方
会社の机の上でいちばん面積を占めているのは、パソコンのデスクトップでしょう。パソコンは席に着くたびに目にする部分ですから、壁紙やスクリーンセーバーも色の効果を考えて選びたいものです。その際には、自分の弱い部分を補える色を基準に考えるのがコツです。
たとえば、「最近、落ち着きがないな」と感じているのなら、青や紺のようなクールダウンさせる色がいいでしょう。周りの人とうまくコミュニケーションがとれていない人は黄色やオレンジ、やる気が出ないときは赤が効きます。
このように、色の力は強烈ですが、そのことに気づいていない人がまだまだたくさんいるのが現実です。色は自分の意識や行動を変えるための大きなきっかけになります。色を味方にすることができたなら、仕事も人生も間違いなくいい方向へと変わっていくのです。
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