最新「海外進出先ランキング」トップ50 中国のシェア低下の一方で急浮上するインドネシア

✎ 1〜 ✎ 45 ✎ 46 ✎ 47 ✎ 最新
拡大
縮小

中国からのシフトが鮮明なASEAN

2004年の新規進出では中国本土が5割を占めていたが、12年は28.7%とシェアが低下、それに対しASEAN10カ国の合計が32.7%と中国を上回った。中でもインドネシア、タイ、ベトナムが目立つ。またASEAN以外ではインドがランキングの上位。一方、2位が定位置だったアメリカは、10年に3位、11年、12年は4位と順位を下げている。

こうした動きの中、特に伸長著しいのがインドネシアだ。12年に設立または操業を開始した新規進出現地法人数(今回調査時点判明分)は70件、13年以降の進出予定も14件と、ともに国別では中国に次ぐ第2位へと上昇した。

インドネシアへのこれら新規84件のうち、業種では輸送用機器が20件で最も多い。

次ページ自動車の需要増が顕著
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
Netflixが日本での「アニメ製作」を減らす事情
Netflixが日本での「アニメ製作」を減らす事情
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT