中国からのシフトが鮮明なASEAN
2004年の新規進出では中国本土が5割を占めていたが、12年は28.7%とシェアが低下、それに対しASEAN10カ国の合計が32.7%と中国を上回った。中でもインドネシア、タイ、ベトナムが目立つ。またASEAN以外ではインドがランキングの上位。一方、2位が定位置だったアメリカは、10年に3位、11年、12年は4位と順位を下げている。
こうした動きの中、特に伸長著しいのがインドネシアだ。12年に設立または操業を開始した新規進出現地法人数(今回調査時点判明分)は70件、13年以降の進出予定も14件と、ともに国別では中国に次ぐ第2位へと上昇した。
インドネシアへのこれら新規84件のうち、業種では輸送用機器が20件で最も多い。
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