BMW「新型5シリーズ」、乗ってわかった実力

7世代目への進化で一体何が変わったのか

BMWの新型5シリーズを一足早く、ポルトガルはリスボンで試乗した。「あなたがいま、欧州Eセグメントのサルーンを狙っているのなら、このモデルに乗らずして決めるのは間違いだ」と、モータージャーナリストの西川は言う。

予算の範囲内で、グレードは、何だっていい

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

次の5シリーズは、ずばり買い、だ。

これから、くどくどとそのことについて説明するけれども、貴方がもし「BMWなんて大ッキライ派」ではなく、しかも今、「欧州Eセグメントのサルーンを狙っている」とおっしゃるのであれば、今すぐ、BMWディーラーを訪ねて、日本では2月11日から販売予定の新型5シリーズを注文してしまうことをオススメする。グレードは、何だっていいと思う。予算の範囲内で決めたらいい。

ヨーロッパで「BMWといえば、どのモデル?」なんて質問をすると、実に48%の人が「5シリーズだ」と答えるのだそう。日本ならまず間違いなく3シリーズとなるはずで、欧州におけるスタンダードセダンが、実はEセグメントのミドルクラスであることがわかる。つまり、5シリーズこそがBMWラインナップの核心なのだった(同様に、メルセデスベンツならEクラスである)。

初代5シリーズのデビューは1972年のことで、以来、歴代モデルはつねにベストセラーに名を連ね、累計720万台以上を生産してきた。今回のフルモデルチェンジで、実に7世代目を数える。”BMW通”っぽく言うと、G30型となった。

新型5シリーズの進化の方向性は、昨年発表された7シリーズにおいて、すでに提示されていた。つまり、大胆な軽量化によるダイナミックパフォーマンスの向上と、運転支援やテレマティクスといった先進装備の惜しみのない投入、そして、ハイクォリティな見栄え質感の実現だ。

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