4代目プリウスは、なぜ早々に首位陥落したか ハイブリッド車の絶対王者ではなくなった

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登録車販売でプリウスが首位から陥落したのはなぜなのか(撮影:尾形文繁)

日本自動車販売協会連合会が発表した11月の新車乗用車販売台数ランキング(軽自動車除く)で、日産自動車のコンパクトカー「ノート」が1万5784台を販売し初の1位を獲得した。1万3333台で次点だったトヨタ自動車の「プリウス」を抑えた。

4代目プリウスが首位から陥落

日産が国内の登録車販売で月間トップを獲得したのは「サニー」以来、30年ぶり。このニュースは自動車業界内外に大きな驚きを与えたが、逆の「サプライズ」も見落としてはならない。昨年末に全面改良(フルモデルチェンジ)し、今年に入ってから単月トップを守り続けていた4代目プリウスが早々に首位から陥落したことだ。

もはや説明の必要がないかもしれないが、プリウスは車を運転する人はもちろん、そうではない多くの日本人の間でも名前が知られているハイブリッド車の代名詞的存在だ。エンジンとモーターを併用して走る世界初の量産ハイブリッド車としてトヨタが1997年に初代を世に送り出し、現行4代目はカタログ値ながら最高40km/L(ガソリン1リットル当たりの走行距離、JC08モード、以下同じ)という高い燃費性能と斬新な内外装デザイン、安全技術をはじめとする先進的な装備の数々などを引っさげて2015年末に登場した。

エネルギーや環境への意識が高まる中、近年のプリウスは同じくハイブリッド専用のコンパクトカー「アクア」と並び、トヨタの国内販売の主軸。高級車ブランド「レクサス」を除くトヨタの国内販売4系列(トヨタ店、カローラ店、ネッツ店、トヨペット店)のすべてが取り扱っている。圧倒的な強さを誇るトヨタの国内乗用車販売の総力を結集して売っている、と言ってもいいほどの看板車種だ。

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