まず、あなたが変身されることをお勧めします。
あなたの義両親はベッタリ型や薄情型の人に比べれば、教育型で情のある舅・姑だと見ることもできます。勿論、あなたの産休中の子離れ発言のように、失言も多々有るでしょうが、完璧な人間などいませんから、「許し許される範囲内の話」と水に流しましょう。
義両親から呼び出しを受ける前に、羊子さんからしばらくは積極的に、孫を見せに通うのです。他人でも敵を作るなと言います。義両親ですから、「お嫁さんは可愛がられてなんぼ」をモットーに動きましょう(最初はとても嫌でしょうが、上流のクリーン作戦と我慢してください)。
新年早々、関係改善に動きましょう
あなたの都合や子どものスケジュールなども、伝えておきましょう。子どもが成長し忙しくなると、あなたの意向抜きでその機会はなくなりますから、回数は自ずと減ります。
その上で無理な時やどうしても面倒な時は、(申し訳なさそうに)断ればいいのです。「ことごとく親の誘いを断る」と、夫君も言えなくなりますね。
言葉も使いようでは、行為以上に心を伝える手段になるのです。私の親戚で挨拶や断り方に心を込めるのが上手な人がいます。ほとんど行動しないのに、神経と時間を彼女の数倍は使って親戚付き合いしている私より、ずっと評判が良い人がいます。
離婚を考えるエネルギーと知恵と心を、実家訪問の主導権をあなたが握る関係改善の努力に使いましょう。夫君から離婚に応じると言われたら、それこそ大変ですよ。
ご相談のポイントに立ち返って答えると、何を犠牲にして、何を犠牲にするべきではないか、という点は個人の価値観によって異なるので一概には言えません。ただ、夫の実家との付き合いをもう少しうまくすることは、自分のほうから主体的に改善を持ち掛けてもいいことだと思います。私の経験から大切にしたいと思うのは、「上流から下流に流れ、それが上流に還流するような愛情溢れる家庭」を築く機会です。
新年早々、関係改善に動きましょう。「ことごとく夫の家族との関係をないがしろにしている」と、真偽はともかく、そう認識されてしまっているということは、あなたの助けになりません。自らそのような印象を打ち消す行動をとり「信頼の貯金」を積むことで、本当に断りたいときに、断れる信頼関係が築けるのだと思います。2017年が、よい家族関係の1年になることをお祈りいたします。
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