文系にプログラミングが必要な本質的な理由 大人の悩みにも「9歳の壁」にも役に立つ
プログラミングのスペシャリストは世界中にごまんといるのですから、これからプログラミングを学びはじめる人全員が、そういったスペシャリストを目指す必要はありません。ルールや仕組みを考えることのほうが何倍も楽しく、そしてやりがいのあることだと思います。
プログラミングは誰でも習得できる
脳科学や認知科学、学習科学は日々進化しており、世界中で、より効率的かつ効果的な学習方法が研究されています。その対象は、プログラミングの学習にも当てはまります。そして今では、誰もが楽しく、遊ぶような感覚でプログラミングの基礎を習得できるようになりつつあります。
世の中には無料で使える学習ツールもたくさんあります。無料だからといって侮ってはいけません。拙著『プログラミング入門講座』でも紹介していますが、とても良くできたものが多く、楽しみながらプログラミングを学んでいくことができます。
「プログラミングは理系のもの」と考えている人も少なくないと思いますが、プログラミングの基礎の習得には、文系・理系はまったく関係ありません。男女の差も、職種も業種も関係ありません。小学生以上であれば、年齢もそれほど関係ありません。小学生でiPhoneアプリを制作して世界に向けて販売している少年もいれば、70代から学びはじめた人もいます。必ず習得できるものなので、ぜひ取り組んでいただければと願っています。
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