「心の免疫力」が高い人が実践する地道な習慣 「自己肯定感」は訓練次第でブレなくなる

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いやなことを必要以上に我慢する

そして、3つめの症状は、「いやなことを必要以上に我慢する」こと。

自己肯定感の低い人は、一方的に損をする人間関係であっても、そこから逃げ出すことができません。相手にノーを言うなど自分の考えを主張できず、当たり前の要望さえ伝えられずにぐっとのみ込みます。

たとえ人から不当な扱いを受けていても、それに立ち向かうことなど無理だと思い込み、嫌な相手を避けることも不可能だと思ってしまいます。「友達がいないよりましだから」「自分なんかとつきあってくれるだけでもありがたい」と考え、わざわざいやな思いをするために友達に会いに行くのです。

そんな自己肯定感の低い人を不当に扱う人が、特別な悪人かというとそうとも限りません。人というものは必要以上の努力をしないものですから、相手を雑に扱っても許されるなら、つい行動が雑になります。おカネを返さなくても怒られないなら、つい返すのを忘れます。一方的に尽くしてくれる人と付き合っていると、尽くされて当然のような気になってくるのです。

このように、相手に何も要求できない人は、一方的に不利な立場に置かれがちです。相手に尊重してもらうためには、「尊重してほしい」と伝える必要があるのです。

自分にやさしくしたほうが、ものごともうまくいく

それでは、 こうした状況にどう対処したらいいでしょうか。いくつかやり方はありますが、今回はその中から、入口の「手当てA(自分にやさしい言葉をかける)」をご紹介します。

「自分にやさしい言葉をかける」ことは、自己肯定感の低い人にとても必要なことです。

たとえば学校の成績のことで「お前はバカだ」「ダメな人間だ」とひどい言葉で子どもを罵倒している親を見たら、誰でも見ているだけでつらい気持ちになるでしょう。これは精神的な虐待ですが、自己肯定感が低いとき、私たちは自分自身に対してその親と同じことをしています。自分の失敗や欠点を執拗に批判し、自分をこてんぱんに痛めつけるのです。

頭では自分をもっと大切に扱うべきだとわかっていても気持ちがついていきません。また、自分を甘やかしたらよけいにダメになるという気持ちもあります。

しかし実際は逆で、さまざまな研究により、自分にやさしくしたほうが心の免疫力が高まり、ものごとがうまくいくことは明らかになっているのです。

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