「集中力のない人」は他者とのつながりが弱い 独りで過ごさずに自分以外を頼って生きよう
⑥ ペットを飼う
ペットは、ビタミン・コネクト供給の達人です。もし、飼うのが難しければ、別の方法でかまわないので動物とふれあう時間をもつように心掛けてみてください。心理学者フロイトも、ジョフィというチャウチャウ犬を飼って尊敬していました。ジョフィが患者を落ち着かせてくれるからと、診察室に連れていったほどです。
⑦ 友達や家族と過ごす時間を作る
手遅れになる前に、いますぐ友達や家族との時間を作ってください。精神分析の仕事の中で、私がよく聞く、もっとも痛ましい嘆きは「どうして、できるときにやらなかったんだろう」というものです。仕事熱心な人の犯すもっとも深刻で典型的な誤りは、仕事を離れて過ごす時間、特に友達や家族と過ごす時間の優先順位を低くしすぎることです。必要以上に強い結びつきをもつことはできなくても、十分な関係を保つだけの時間はとれるはずです。
毎日の生活をビタミン・コネクトで満たそう
⑧ 仕事以外の集まりに参加する
飲み会でも、サッカーやバスケットボールのチームでも、劇団でもかまいません。合唱団や読書会、乗馬クラブという手もあるでしょう。自分が満足を得られ、また、貢献できるようなグループを見つけて、その集まりに参加しましょう。
私たちの大きな喜びや満足は、「達成すること」と「親しい関係を作ること」――働くことと愛すること――の両立から生まれます。片方だけが優位にならないように心掛け、毎日の生活をビタミン・コネクトで満たしていきましょう。
生産性を高める方法として私がお伝えしている項目の中でも、この「つながり」はもっとも実践が簡単で、かつ得るものが大きいものです。ここでご紹介したプランを参考にしながら、まずはぜひ、そのメリットの大きさを体感してみてください。
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