バーナンキ議長に、勝手に期待した市場関係者

株価の水準は、経済実体や情報とは無関係

しかし、それでも、株価は指標の発表ごとに下がる。

これは、いろんな形で解釈できるが、ひとつは、投資家というのは、刹那的、反射的、思考拒否的、という風に考えられる。彼らは、反応するだけで何も考えない。しかし、他の投資家が何も考えず、反射的に反応するのであれば、自分も反射的に反応するのがベストということになる。

自分の都合だけで考える、資産市場の都合しか考えない、ということと、物事に対して反射的にしか反応しない、ということ、これらにより、資産市場の価格や為替は、全く実体経済とは関係なくなるし、さらに、情報的に言っても、何の情報も反映していない、織り込んでいないものになる。情報の見せられ方、発表される順番により、株価の水準は変化が起こるだろうし、流れも変わる。

つまり、株価の水準は何事も表していないし、毎日の反応自体も、実体や情報とは何の関係もなくなっているのだ。

株価は何の意味もない。それが、19日のFOMCからのレッスンだ。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 世相をリアルに映し出す 流転タクシー
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナでもブームは過熱中<br>不動産投資 天国と地獄

家計のカネ余りを背景に、マンションやアパートなどへの投資熱は冷める気配がありません。しかし、不動産投資にリスクはつきもの。先行きが見通せない状況で、何が優勝劣敗を分けるのでしょうか。現場の最前線を追いました。

東洋経済education×ICT