「ノート7」機内持ち込み禁止が示すスマホ終焉

性能を無理に上げるのは不可能じゃないか

高城剛のメルマガ、高城未来研究所「Future Report」からお届けします(写真 :Graphs / PIXTA)

今週は、ニュージーランドのオークランドにいます。

冬の終わりから春先にあたるこの時期のオークランドは、まだまだ肌寒く、朝晩はダウンジャケットが必要なほどです。

さて、先週今週とデジタルガジェットフリークには、たまらないニュースが相次いでいます。

まずアップルは、iPhone7とapple watchシリーズ2を発表しましたが、あまりに期待はずれだったとの意見が多く、株価も下落しました。

しかし、南の島まわりを続ける僕にしてみれば、やっと防水対応になって(いままで何台水没したことか!)、地下鉄好きの僕にとってうれしいSuica対応など、個人的には買うべき要素が多くありますが、確かに革新性はありません。もうスマホまわりからイノベーションは起きないと、かなり前から個人的にもお話ししている通り、それが如実になった発表だったように思います。

ギャラクシー7の持ちこみ禁止を掲げるエアラインが急増

当記事はプレタポルテ(運営:夜間飛行)の提供記事です

それより、スマホをめぐるニュースで一番の話題は、サムスンの「ギャラクシー(ノート)7」を、飛行機に預け入れでも手荷物でも持ちこみ禁止を掲げるエアラインが急増していることです。

僕も様々な空港のチェックインカウンターやセキュリティで尋ねられましたが、チェックイン荷物に同梱や手荷物で持ち込んでも電源を入れたりするのは絶対にNGで、なかには預かるどころか没収同然のエアラインもありまして、ギャラクシー7の購入者は、どうするつもりなんでしょうか?

今週、サムスンが大量保有していたシャープ株を手放したのは、この保証に充てるためだと言われていますが、これはこの秋スマホ業界最大のニュースになるように思います。もうこれ以上、スペックを無理にあげるのは不可能なんだと、バッテリーが火を噴きながら訴えているように見えるほどです。スマホ開発終焉の狼煙かもしれません。

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