「ノート7」機内持ち込み禁止が示すスマホ終焉 性能を無理に上げるのは不可能じゃないか

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またドローンは、長年噂されていたGoproが自社ドローンKarmaをついに発表しました。折りたたみタイプで(と言っても、それなりにデカイ)、重さは約1キロ。

構造的に可搬には向いているドローンですが、総重量の各国規制をクリアできないことから、あくまでも大自然の中のアクションスポーツ向けに特化しているGoproの思惑がよく理解できます。

このフィールドでは、Goproはまだまだブランド力があるわけですから狙いは正しく、ただし、飛行性能は飛ばしてみないとわかりません。

その上、ドローン某大手中国メーカーも折りたたみ機の発表が近く、僕の知る限り、センサー等のスペックは本業ドローンメーカーのほうが優れているように思いますが、ただし、これも飛行性能は飛ばしてみないとわかりません。

ドローン市場の今後

こうなると、数年後の本当の主戦場は200g未満ドローンになるのでしょうし(そこまで市場は紆余曲折ありながらも拡大します)、当面法規制がある地域でも飛ばせる小型ドローンと中型ドローンの「ドローン二台持ち」の必要があるでしょう。

また、現段階では200g未満の機体は、かなり使い慣れてないと思うように飛ばせません。このあたりは、小さければ小さいほどプロ用で(経験値が必要で)、写真はともかく、動画は僕でもそれなりの後処理を前提とします。
実際、僕もこの夏、常に二台の小型&中型ドローンを持って移動していまして、まるで、二十年前にマックとウインドウズの両方のノートを持って移動していた時のような気分でした。

次週は、カメラの新製品を中心に、この話題をもう少し続けたいと思ってまして、ええ、実は南国帰りで、冬の終わりのニュージーランドが寒くて、必要最低限しか表に出ていませんので、こんな話題ばかりですみません(笑)。オークランドで行ってみたい場所もあったのですが、それはまたの機会に。

そろそろ味覚の秋がはじまる北半球へ戻ろうと思ってます。最新ガジェットの入手&使い倒しと共に、楽しい季節が到来です。

※この記事は高城剛氏のメールマガジンで9月23日に配信されたものです。

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高城 剛
たかしろ つよし

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

 

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