驚愕!男性教師「スクールセクハラ」の実態

増加する、男子生徒へのわいせつ行為

熊沢被告が勤めていた小学校の校長は、

「私と教頭で呼び出しをして注意をしても、一向に改善されませんでした。保護者から熊沢を批判した文章が出回り、ついには2014年11月ごろには、臨時保護者説明会を開いたことがあります。その後、都・市教育委員会の両方に厳重注意を受け反省をしたようで、徐々に態度も改善されたものですから信じていたんですが……」

訴える声が、だんだんとか細くなっていく。

「いちばん傷ついているのは子どもたちです。本当に熊沢を慕っていた子がいたのも事実です。私たちも信じて担任を任せていたのに、裏であんなことをやっているなんて裏切られた気持ちでいっぱいですよ。今だってみんな傷ついている」

市教育委員会は、「子どもの心を傷つけ、教師の信頼を損なったと重く受け止めている。面接時に見抜くことは非常に難しいが、大きな課題のひとつだと思っています」と再発防止を口にした。

修学旅行先で就寝中の生徒にキスした理由は

今年6月には、埼玉県の公立中学校の男性教諭(27)がわいせつ行為により懲戒免職処分になった。就寝中の生徒に、キスをしてしまったのだ。

県教育局小学校人事課が、いきさつを説明する。

「修学旅行先の京都市内のホテルで、就寝指導として寝たふりをしているのを確認するために、顔や頭などを触り、それが高じて唇にキスをしたということです」

わいせつ行為が行われたのは、6月9日夜11時ごろと10日午前2時ごろの2回。見回りの先生が突如、男子生徒2人の唇にキスをしたという。

「本人は、わいせつ目的を否定しています。被害生徒がほかの先生に訴えたことで発覚しました。あってはならないことで、2度とないように再発防止に努めていきます」(前出・人事課)

事件後、臨時の校長会議を開き再発防止を指導し、学校の教職員にも指導するように各学校に伝達したという。

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